情報セキュリティマネジメント試験を徹底解説!仕事内容や給料、資格の取得方法や試験内容は?

目次
- 情報セキュリティマネジメント試験とは?どんな人が受けるの?
- 情報セキュリティマネジメント試験を持つメリットは?需要はある?
- 情報セキュリティマネジメントの資格を活かせる就職先は?
- ITパスポートがなくても受けられる?受験資格はある?
- 情報セキュリティマネジメント試験の開催概要は?自宅で受験可能?
- 情報セキュリティマネジメント試験の申込方法は?
- 情報セキュリティマネジメント試験の科目A(午前)と科目B(午後)って何?
- 情報セキュリティマネジメント試験の合格率と合格基準は?
- 情報セキュリティマネジメント試験に受かるためには、どのぐらい勉強が必要?
- 情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法は?
- まとめ
さっそく問題を解く
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「情報セキュリティマネジメント試験」はその名の通り、情報セキュリティに関する基礎知識を持ち、企業や組織の情報資産を守るためのスキルを証明する国家資格です。この資格を初めて聞くと、
「なんだが難しそう。勉強して意味があるの?」 「セキュリティを職にしている人が取ればいいものでは?」
と思うのではないでしょうか?
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの基礎知識を持ち、企業や組織の情報資産を守るためのスキルを証明する国家資格です。現在、日本へのサイバー攻撃は、1年間で約6000億回(1日330万件)と言われていますので、これまで被害にあっていなくてもこれから無事で済む保証はありません。だからこそ、デジタルサービスや個人情報に触れる仕事をしているのであれば、これからの時代、全員が取得すべき資格だと言えます。
そこで、本記事では「情報セキュリティマネジメント」の仕事と「情報セキュリティマネジメント試験」について、詳しく解説していきます。
情報セキュリティマネジメント試験とは?どんな人が受けるの?

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する基礎知識を持ち、企業や組織の情報資産を守るためのスキルを証明する国家資格です。情報セキュリティの基本的な概念や技術、法律、規制について理解していることを証明するもので、情報セキュリティに関心がある人や、これから情報セキュリティ分野でのキャリアを考えている人に適しています。具体的な成功事例でみてみましょう。
情報セキュリティマネジメント資格が適している職種
ITエンジニア
システム開発や運用を行うエンジニアは、情報セキュリティの知識を持つことで、セキュリティ対策を強化し、システムの安全性を高めることができます。また開発者でないPM、PdM、サービス企画者も当然、サービス提供するうえでユーザーや顧客に対する安全、信頼を守る知識は必要となします。
管理職
企業の管理職やリーダーは、情報セキュリティの基本的な知識を持つことで、組織全体のセキュリティポリシーを策定し、従業員に適切な指導を行うことができます。
営業職
IT製品やサービスを提供する営業職は、情報セキュリティの知識を持つことで、顧客に対して信頼性の高い提案を行い、セキュリティ対策の重要性を説明することができます。
情報セキュリティマネジメント資格が活きる成功事例
ITエンジニア:システムエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア
システムインテグレーションやアウトソーシングを行うある企業では、全社員にIT教育を必須とし、情報セキュリティマネジメント試験の合格者には奨励一時金を支給しています。これにより、社員のセキュリティ意識が向上し、顧客に対する信頼性が高まり会社成長へ繋がりました。
管理職:ITマネージャー、プロジェクトマネージャー、情報システム部門のリーダー
データセンターを中心としたサービスを展開するあるIT企業では、情報セキュリティマネジメント試験を社内推奨資格として導入しています。新入社員には入社前にITパスポート試験を推奨し、入社後の研修期間中に情報セキュリティマネジメント試験の受験を必須としています。これにより、全社員のセキュリティ意識と知識、ITリテラシーが向上し、DX人材が活躍する組織形成がスムーズになりました。
営業職:IT製品・サービスの営業担当、セールスエンジニア
PC、サーバー、ネットワーク機器の販売及び保守を行うある企業では、営業職やエンジニア職のスタッフに情報セキュリティマネジメント試験の受験を推奨しています。資格取得により、顧客への提案活動や保守活動において説得力と信頼度が向上し、受注件数が大きく飛躍する成果が生まれました。
情報セキュリティマネジメント試験を持つメリットは?需要はある?

情報セキュリティマネジメント試験を取得することで、以下のようなメリットがあります。
キャリアアップ
情報セキュリティに関する基礎知識を身につけることで、企業内での評価が向上します。
キャリアアップのステップ
関連する上位資格へのステップアップとしても有効です。例えば、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、ITストラテジストなど、より高度なIT資格を目指す際の基礎知識として役立ちます。これにより、さらに専門性を高めることができ、キャリアアップの道が広がります。
求人応募の条件
情報セキュリティマネジメントの資格を取得していることを、求人応募の条件の1つとしている企業もあります。また、必須条件までいかなくても、情報セキュリティマネジメント資格取得を歓迎条件、もしくは求人に記載が無くてもセキュリティ人材が不足していて加点要素としている企業は数多くあります。これにより、応募しやすくなる企業が増え、転職活動が有利になります。
信頼性の向上
資格を持つことで、情報セキュリティに関する信頼性が向上し、クライアントや上司からの信頼を得やすくなります。特に中小企業では、情報セキュリティに疎い経営者もまだまだ多いため、資格を持っていると重宝されることが多いです。
需要の高まり
近年はサイバー攻撃が増加しており、どの企業においてもセキュリティ対策の重要度が増しているため、資格を持つ人材の需要は高まっています。ISC2が2023年11月に発表した調査によると、日本のセキュリティ人材は増加傾向にはありますが、それ以上に人材需要が大きく、依然として11万人が不足しています。今後この乖離が大きくなるほど情報セキュリティマネジメントの資格価値も上がっていくこととなります。
情報セキュリティマネジメントの資格を活かせる就職先は?

情報セキュリティマネジメントの資格はデジタルサービスを扱うのであれば活かせる機会は十二分にあります。その中でも具体的に活かせる就職先として、以下のような企業や組織があります。
IT企業
IT企業では、システム開発や運用を行う際に情報セキュリティの専門家として活躍することが求められます。
セキュリティ設計
システム開発の初期段階からセキュリティを考慮した設計を行うことが重要です。情報セキュリティマネジメントの資格を持つことで、セキュリティ要件を適切に定義し、システムの脆弱性を事前に防ぐ設計を行うことができます。例えば、ユーザー認証やデータ暗号化の仕組みを導入する際に、最新のセキュリティ技術を適用することができます。
セキュリティテスト
開発したシステムが実際に安全であるかを確認するために、セキュリティテストを実施します。資格を持つことで、ペネトレーションテストや脆弱性スキャンを行い、システムの弱点を発見し、修正する能力が向上します。これにより、リリース前にセキュリティリスクを低減することができます。
インシデント対応
システム運用中にセキュリティインシデントが発生した場合、迅速かつ適切に対応することが求められます。情報セキュリティマネジメントの資格を持つことで、インシデント対応のプロセスを理解し、適切な対策を講じることができます。例えば、データ漏洩が発生した際に、影響範囲を特定し、被害を最小限に抑えるための対応を行うことができます。
金融機関
金融機関では、情報セキュリティが特に重要視される業界です。
顧客データ保護
金融機関は大量の顧客データを扱っており、その保護が最優先事項です。資格を持つことで、データ保護のためのポリシーや手続きを策定し、実施する能力が向上します。例えば、顧客の個人情報を暗号化し、アクセス制御を厳格に管理することで、データ漏洩のリスクを低減することができます。
サイバー攻撃対策
金融機関はサイバー攻撃の標的となりやすいため、常に最新のセキュリティ対策を講じる必要があります。情報セキュリティマネジメントの資格を持つことで、サイバー攻撃の兆候を早期に検知し、適切な防御策を講じることができます。例えば、DDoS攻撃やフィッシング攻撃に対する防御策を導入し、システムの安定性を確保することができます。
コンプライアンス遵守
金融業界は厳格な規制が存在し、情報セキュリティに関するコンプライアンスを遵守することが求められます。資格を持つことで、金融庁やその他の規制機関のガイドラインに基づいたセキュリティ対策を実施し、法令遵守を確保することができます。例えば、定期的なセキュリティ監査を実施し、規制に適合したセキュリティポリシーを維持することができます。
公共機関
公共機関では、情報セキュリティの管理や対策を担当する役割があります。
国民データ保護
政府機関や自治体は国民の個人情報を大量に扱っており、その保護が重要です。資格を持つことで、データ保護のためのポリシーや手続きを策定し、実施する能力が向上します。例えば、住民基本台帳や税務情報の保護を強化し、不正アクセスを防止することができます。
セキュリティインシデント対応
公共機関はサイバー攻撃の標的となりやすく、迅速かつ適切なインシデント対応が求められます。情報セキュリティマネジメントの資格を持つことで、インシデント対応のプロセスを理解し、適切な対策を講じることができます。例えば、政府機関のウェブサイトが攻撃を受けた際に、影響範囲を特定し、被害を最小限に抑えるための対応を行うことができます。
セキュリティポリシーの策定
公共機関は情報セキュリティに関するポリシーを策定し、従業員に対して教育を行う必要があります。資格を持つことで、セキュリティポリシーの策定や教育プログラムの実施に貢献することができます。例えば、従業員に対してセキュリティ意識を高めるための研修を実施し、セキュリティポリシーの遵守を徹底することができます。
ITパスポートがなくても受けられる?受験資格はある?

情報セキュリティマネジメント試験は、ITパスポートを持っていなくても受験可能です。特に受験資格は設けられていないため、誰でも受験することができます。
これからITの学習を始める場合は、基礎的な事が網羅できるITパスポートを先に学習するほうが、ITストラテジストや基本情報技術者試験のようなステップアップ資格までの道のりが容易になるケースもあります。何をどこまで目標として学習を始めるか、この機会に計画してから取得資格を目指しましょう。
情報セキュリティマネジメント試験の開催概要は?自宅で受験可能?
情報セキュリティマネジメント試験(SG試験)は、コンピュータの画面に出題される問題にマウスで解答するCBT(Computer Based Testing)方式が採用されています。
ただし自宅での受験は認められていなく、全国各地の試験会場で受験することができます。試験は筆記試験形式で行われ、試験時間は約2時間となります。
情報セキュリティマネジメント試験の申込方法は?
情報セキュリティマネジメント試験の申し込みは、インターネットを通じて行います。試験実施団体の公式ウェブサイトから申し込みフォームにアクセスし、必要事項を入力して申し込みます。受験料の支払いもオンラインで行うことができ、申し込みが完了すると受験票が発行されます。
情報セキュリティマネジメント試験の科目A(午前)と科目B(午後)って何?

科目A(旧午前試験)
科目Aでは、情報セキュリティの基本的な考え方から、情報セキュリティ管理の実践規範、各種対策、情報セキュリティ関連法規などが出題されます。また、ネットワーク、システム監査、経営管理などの関連分野の知識も問われます。
重点分野
- 情報セキュリティ全般
- 機密性、完全性、可用性: 情報の保護に関する基本的な概念。
- 脅威: 情報セキュリティに対する潜在的な危険。
- 脆弱性: システムやネットワークの弱点。
- サイバー攻撃手法: フィッシング、マルウェア、DDoS攻撃など。
- 暗号: データの保護に使用される技術。
- 認証: ユーザーやデバイスの確認方法。
- 情報セキュリティ管理
- 情報資産: 企業や組織が保有する重要な情報。
- リスク管理: 情報セキュリティリスクの評価と対策。
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム): 組織全体の情報セキュリティ管理の枠組み。
- インシデント管理: セキュリティインシデントの対応方法。
- CSIRT(コンピュータセキュリティインシデント対応チーム): インシデント対応の専門チーム。
- 情報セキュリティ対策
- マルウェア対策: ウイルスやスパイウェアなどの悪意あるソフトウェアの防止。
- 不正アクセス対策: 未承認のアクセスを防ぐ方法。
- 情報漏えい対策: データの不正な流出を防ぐ方法。
- アクセス管理: ユーザーやデバイスのアクセス権限の管理。
- 情報セキュリティ啓発: 従業員への教育と意識向上。
- 情報セキュリティ関連法規
- サイバーセキュリティ基本法: サイバーセキュリティに関する基本的な法律。
- 個人情報保護法: 個人情報の取り扱いに関する法律。
- 不正アクセス禁止法: 不正なアクセス行為を禁止する法律。
関連分野
- テクノロジ
- ネットワーク: ネットワークの基本的な構成とセキュリティ。
- データベース: データベースの管理とセキュリティ。
- システム構成要素: ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク機器など。
- マネジメント
- システム監査: システムのセキュリティ監査方法。
- サービスマネジメント: ITサービスの管理方法。
- プロジェクトマネジメント: ITプロジェクトの管理方法。
- ストラテジ
- 経営管理: 情報セキュリティの経営戦略。
- システム戦略: 情報システムの戦略的な計画。
- システム企画: 情報システムの企画と設計。
科目Aは、情報セキュリティの基本的な知識から実践的な管理方法まで幅広くカバーしており、情報セキュリティに関する総合的な理解が求められます。
科目B(旧午後試験)
科目Bでは、業務の現場における情報セキュリティ管理の具体的な取り組みを問う問題が出題されます。具体的には、以下のような内容が含まれます。
1. 情報資産管理
情報資産の特定、分類、評価、保護に関する実践的な問題が出題されます。例えば、企業内の重要なデータやシステムをどのように管理し、保護するかについてのケーススタディが含まれます。
2. リスクアセスメント
情報セキュリティリスクの特定、評価、対応策の策定に関する問題が出題されます。リスクアセスメントの手法や、リスク対応計画の策定方法についての具体的なシナリオが提示されます。
3. IT利用における情報セキュリティ確保
ITシステムやネットワークの利用における情報セキュリティ対策についての問題が出題されます。例えば、クラウドサービスの安全な利用方法や、モバイルデバイスのセキュリティ対策についてのケーススタディが含まれます。
4. 委託先管理
外部委託先との契約や管理に関する情報セキュリティ対策についての問題が出題されます。委託先のセキュリティ評価や、契約書に含めるべきセキュリティ要件についての具体的なシナリオが提示されます。
5. 情報セキュリティ教育・訓練
従業員に対する情報セキュリティ教育や訓練の実施方法についての問題が出題されます。例えば、セキュリティ意識向上のための教育プログラムの設計や、訓練の実施方法についてのケーススタディが含まれます。
出題の特色
実践的な出題
科目Bでは、身近な事例をベースにした実践的な問題が出題されます。例えば、内部不正の防止、標的型攻撃対策、クラウドサービスの安全な利用、情報セキュリティ関連法規の制定・改正への対応など、組織を取り巻く情報セキュリティ面の環境変化や動向をタイムリーにとらえた問題が含まれます。
国際・国内標準や公的なガイドラインに基づく出題
情報セキュリティマネジメントに関する国際規格の「ISO/IEC27000規格群」や公的なガイドラインである「組織における内部不正防止ガイドライン」が求めている管理策・対策などを積極的に取り上げた問題が出題されます。
試験形式と評価
- 試験時間: 120分
- 出題形式: 多肢選択式
- 出題数: 60問
- 合格基準: 総合評価点が600点(1,000点満点)以上
科目Bの問題は、実際の業務に即したシナリオを通じて、情報セキュリティ管理の実践力を問う内容となっています。これにより、受験者は理論だけでなく、実際の業務で直面する課題に対する対応力を評価されます。
情報セキュリティマネジメント試験の合格率と合格基準は?

情報セキュリティマネジメント試験の合格率は、毎年変動しますが、一般的には約50%前後です。合格基準は、各科目で一定の得点を超えることが求められます。具体的には、科目Aと科目Bの両方で60%以上の得点を取得することが必要です。
情報セキュリティマネジメント試験に受かるためには、どのぐらい勉強が必要?
情報セキュリティマネジメント試験に合格するためには、約100〜150時間の勉強が必要とされています。これは、毎日1〜2時間の勉強を続けることで、約2〜3ヶ月で達成できる時間です。試験範囲が広いため、計画的に学習を進めることが重要です。
情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法は?
情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法としては、以下のような方法があります。
参考書の活用
試験対策用の参考書を使用して、基礎知識をしっかりと身につけましょう。入門レベルに当たる難易度のため、ITに抵抗がない場合は参考書学習で十分に対策することが可能です。
オンライン講座の受講
オンライン講座を受講することで、専門家からのアドバイスを受けながら効率的に学習しましょう。特にITの学習をこれから始める場合、また資格の取得よりも確実にセキュリティ知識を身につけることが目的の場合は検討してみてください。
過去問演習
過去問を繰り返し解くことで、出題傾向を把握し、試験対策を行います。情報セキュリティマネジメント試験に合格するためには、過去問を繰り返し解くことが重要です。過去問を解くことで、試験の出題傾向を把握し、試験対策を行うことができます。過去問演習を通じて、試験の形式や内容に慣れましょう。
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まとめ
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する基礎知識を証明するための重要な資格です。試験に合格することで、キャリアアップや転職に有利になるだけでなく、企業内での信頼性も向上します。試験対策としては、参考書や過去問の活用、オンライン講座の受講などを組み合わせて、計画的に学習を進めることが重要です。情報セキュリティの重要性が増す中で、この資格を取得することで、将来のキャリアに大きなプラスとなるでしょう。